【採用担当者が語る】未経験・30代でタクシー転職。 「3ヶ月で終わるつもり」が、20年続いた理由。
【採用担当者が語る】未経験・30代でタクシー転職。 「3ヶ月で終わるつもり」が、20年続いた理由。

| 担当キャリアアドバイザー | 山浦 航 |
──そう検索してこのページにたどり着いた人に、いちばん読んでほしい記事です。
改進タクシー株式会社で採用を担当する藤倉さんは、30代で未経験からタクシー業界に入り、10年間ドライバーを経験。その後採用の仕事に移り、今も面接から入社後のフォローまで一人で担い続けています。業界歴25年。
「面接ではいいことばかり言わない」と言い切る藤倉さんに、タクシー転職のリアルを、包み隠さず聞きました。
目次
この記事でわかること
● 未経験・30代からタクシードライバーに転職した人の20年のリアル
● タクシー会社の面接で実際に聞かれること・見られていること
● タクシードライバーに向いている人・長く続く人の共通点
● 後悔しないタクシー会社の選び方(求人票ではわからない基準)
● 地理に自信がなくても大丈夫?未経験者が不安に思うことへの答え
01. 未経験・30代からのタクシー転職。きっかけは「3ヶ月だけやってみるか」だった
—藤倉さんはもともとトラックの仕事をされていたと聞きました。なぜタクシーの仕事に?
藤倉さん:
バブルの頃に職人をやってたんですけど、その頃って本当に忙しくて、遊ぶ時間もなくて。
それで仕事やめて東京を離れたんです。関西に行って、そこで長距離トラックをずっとやってました。
そのあと結婚して子供ができたタイミングで「そろそろ東京戻るか」ってなって。その時が30代。で、考えたんですよね。60歳になってもトラックで重い荷物運べるかって。体もそうだし、長距離はやっぱりきつい。「転職のタイミングでちょっとタクシーでもやってみようか」っていう感じで。3ヶ月か4ヶ月やって、合わなかったらやめようと思って入ったんです。
—それが20年以上の在籍に。続けられた理由は何だったんでしょう?
藤倉さん:
続けた、っていうか……別に辞める理由がなかった、っていう方が正直なんですよね(笑)。
当時はまだ長時間労働が普通の時代で、長距離やってた自分には「なんだ、これで終わるのか」ってくらいの感覚だったんです。だからしんどいとも思わなかった。
気づいたら10年ドライバーをやってて、そこから採用の仕事に移って。なんか気づいたらこんなに経ってたっていう(笑)。
でもたぶん、この会社の雰囲気が自分に合ってたんだと思います。内勤と乗務員の間に変な壁が全くない。上から指示されるだけとかじゃなくて、みんなが同じ職場の仲間っていう感覚がある。それが続けられた理由かもしれないですね。
02. タクシー会社の面接では何を聞かれる?──「いいことばかり言わない」面接の中身
—面接で特に意識されていることを教えてください。
藤倉さん:
いいことばかり言わないことですね。
「こんなに稼げます」「研修がしっかりしてます」だけ並べて入社しても、現場に出て「思ってたのと全然違う」ってなったら意味がない。
入った後にやめてしまったら、その人にとっても私にとっても、誰も幸せじゃないから。
だから面接では必ずメリットもデメリットも両方ちゃんと話します。その上で「それでも頑張りたい」と思える人に入ってきてほしい。実際、メリットデメリット両方話してくれてよかったって言って決めた人の方が、長く続くんですよ。
—デメリットまで伝えて、それでも応募したいと思ってもらえるんでしょうか?
藤倉さん:
「厳しさも正直に伝えた上で、それでも頑張りたいと思える人に来てほしい。」それだけなんですよ。
最初から全部わかって入ってくる人なんていないし、面接の1時間でその人の全部がわかるわけで
もない。
でも、その1時間で「この人はちゃんとやろうとしてるか」っていうのはある程度わかるんです。25年いろんな人を見てきてますからね。
—転職回数が多い方や、ブランクがある方についてはどうお考えですか?
藤倉さん:
転職回数が多いから不利、とは思ってません。退職にも色々な事情がありますから。会社が倒産したとか、家庭の事情とか。だから私は必ず事情を聞くんです。理由を話してくれた上で「それなら納得できる」と思えれば、全然関係ない。
履歴書を見ながら「なんでこの会社を退職されたんだろう」って違和感を覚えることはあります。そこを丁寧に聞いて、その人のことを少しでも理解しようとしてる。会社説明の後は、かなりカジュアルですが、そういう深いところまで話すんですよ。
03. タクシードライバーに向いている人とは?──長く続く人の共通点
—改進タクシーで長く活躍しているドライバーさんには、どんな共通点がありますか?
藤倉さん:
社交性ですね。お客さんに対してだけじゃなくて、同僚への声かけとか、ちょっとした雑談とかができる人。
「今日どうだったの?」「どこ行った?」みたいな話ができる人が、職場に馴染んでいくんです。
タクシーって、出勤して乗務して帰ればいい仕事だから、別に会社の人と付き合わなくてもやっていけるんですよ。
でも、そういう話ができる人の方が圧倒的に楽しそうにしてる。悩みも早く解消できるし、わからないことも聞けるから成長も早いんです。
—職場のコミュニケーションはどんな感じなんですか?
藤倉さん:
LINEグループがあって、新人もベテランも関係なく情報交換してますよ。「このエリアはこっちのルートがいいよ」「今日ここで降ろしてもらったらよかった」とか。タクシーって実力主義だから、年齢関係ないんです。入って1年目でも売上出せば給料も上がるし。
今日デビューした人が帰ってきたら、みんなで「どうだった?どこ行った?」って声かける。私も絶対聞くようにしてる。みんなが気にかけてくれるから、新人さんも孤立しないんですよね。
—反対に、なかなか長続きしないパターンもあるんでしょうか?
藤倉さん:
入る前から「うまくいかなかったら他に行けばいい」とか「お金貯まったら別のことやろう」みたいな気持ちが透けて見える人は難しい。そういう人はわかるんですよ、やっぱり。
あとは、目標が定まってないまま入ってくる若い子で、少しつまずいた時に立ち直れない子もいる。それは時代の流れもあって一概には言えないけど。
だからこそ面接でその人の本音を少しでも話してもらいたい。
入れることよりも、入った人が辞めないことの方が大事なんです。そのために面接で正直な話をする。それが全部繋がってるんですよ。
04. タクシー会社の選び方──「内勤と乗務員の壁がない」会社という基準
—他のタクシー会社と比べて、改進タクシーさんならではの特徴はどんなところですか?
藤倉さん:
内勤と乗務員の間に壁がない、っていうのが一番だと思います。他の会社だと結構そこに壁があったりするんですよ。でもうちは「みんな同じ職場の仲間だ」っていう感覚が根本にある。私も採用担当だからって上から目線になるつもりはまったくなくて。
管理職として言わなきゃいけないことはもちろん言います。交通事故があったとか、ルール違反があったとか。でもそれって日頃の関係があるから言えるんですよ。普段フランクに話してるからこそ、「藤倉さんに言われたなら」ってなる。信頼関係がないと、どんな言葉も届かないですから。
—採用担当として、入社前後のフォローはどこまでやられているんですか?
藤倉さん:
面接から内定、入社手続きまで、基本的に私が全部やってます。途中で担当が変わると求職者さんも不安になるじゃないですか。だから内定が出るまでは自分がちゃんと見届けたいと思ってて。
デビューしてからも声かけはずっと続けます。「今日どうだった?」って聞くだけで全然違う。
ただ、直接私に言いにくいこともあるじゃないですか。そんな時は、先輩ドライバーが話を聞いてくれたり、他の職員が声をかけたりしています。
—採用の仕事をしていて、一番やりがいを感じるのはどんな瞬間ですか?
藤倉さん:
人が変わる瞬間に立ち会えること、ですね。それが一番。やらなかったことができるようになる。それって口で言うほど簡単じゃないんですよ。信頼関係があって初めてそういう場面に出会えるんで。
入社してしばらくしてから「改進タクシーにして良かった」って言ってくれる人がいる。それを聞いた時が一番うれしい。
ちなみに、他の会社を選んだ人が後悔して「やっぱり改進タクシーに行けばよかった」と思う、っていう話を聞くこともある。実際にやってみてからのリアルな気持ちだと思うので、素直に嬉しいですよね。
05. 未経験でもタクシードライバーになれる?──「最初から全部わかってなくていい」
—タクシーが気になっているけど未経験で不安、という方に何か伝えたいことはありますか?
藤倉さん:
私も最初から強い動機があったわけじゃないんです(笑)。「まずやってみようか」という気持ちだけで入って、気づいたら20年以上経ってた。だから最初からすべてわかってなくていいし、完璧な志望動機も別にいらない。
大事なのは「ちゃんとやる意志があるかどうか」だけです。道の知識は乗り続けていれば自然に覚えるし、ナビやアプリも使える。わからないことはみんなが教えてくれる文化がある。
「聞いていいんだ」って思える環境が整ってるから、未経験だからって怖がらなくていいんです。
—最近は20代・30代の若い方がタクシーを目指すケースも増えているそうですね。
藤倉さん:
そうですね。来週から入る23歳の子もいますよ。アルバイトしかしてこなかった子だけど、「稼いだらちゃんと家にもお金を入れなよ」って約束しました。そういう子は伸びると思います。
タクシーって実力主義だから、年齢は関係ない。入って1年目でも、売上を出せば給料もちゃ
んと上がる。自分の頑張りが数字として見えるのが、この仕事の面白いところだと思いますよ。
—慣れない環境で不安になった時、どうすればいいですか?
藤倉さん:
遠慮なく声をかけてほしいです。社会に出てはじめてわかることって、たくさんあるじゃないですか。私もそこは一緒に乗り越えていくつもりでいるので。
厳しいことを言う時もあります。でもそれは、ちゃんとあなたに向き合ってるっていうことだから。フランクに話せる関係があるからこそ言える。注意するのは嫌いだからじゃなくて、それだけ真剣だってことなんですよね。
—最後に、改進タクシーが気になっている方に一言お願いします。
藤倉さん:
うちは大きい会社じゃないけど、だからこそ入った後の顔が見える。私が直接会って、一緒に考えて、入社後もそこにいる。顔も名前も知ってる人間が、ちゃんとそばにいますよっていうことですよね。
タクシー会社の違いって、求人票だけじゃわからないんですよ。来て、実際に話してみてほしい。改進タクシーに入ってよかったって、最終的にそう思ってもらえるようにする。それが私の仕事だと思ってるから。
藤倉さんは採用担当という立場ですが、、話していると、「人を採る側」という感じがしませんでした。25年間、自分もドライバーをやって、同じ職場で働き続けてきた人間として、対等に話してくれます。「いいことばかり言わない」という言葉が、むしろ信頼できるのでないでしょうか。
藤倉さんは、こう言っていました。
「タクシー会社の違いって、求人票だけじゃわからないんですよ。来て、実際に話してみてほしい。」
この記事を読んで、少しでも気になったなら──
まだ「転職する」と決めていなくて大丈夫です。
「話を聞いてみたい」、その一歩で十分です。
✅ 改進タクシー株式会社の求人を見る
藤倉さんが面接を担当します。求人票には載っていない話を、直接聞ける会社です。
📞 まずはタクシーメイトのアドバイザーに相談する(完全無料)
「改進タクシーが気になっているけど、自分に合うかわからない」
「他の会社とも比較してみたい」
──そんな方は、タクシーメイトのキャリアアドバイザーにご相談ください。
あなたの状況に合った会社を、一緒に探します。
👉 タクシーメイトに登録する(完全無料)
▶ LINEで気軽に相談する
「電話はちょっとハードルが高い…」という方は、LINEからどうぞ!
ちょっとした質問や、「まだ迷っている」という段階でも大歓迎です。
登録後に、「改進タクシーの記事を見た」と送ってくださいね!
👉 タクシーメイト公式LINEを追加する

よくある質問(タクシードライバー転職FAQ)
Q. 未経験でもタクシードライバーになれますか?
A. なれます。藤倉さん自身が30代・未経験からのスタートで、20年以上続いています。道の知識は乗り続ければ自然に身につき、ナビやアプリも使えます。改進タクシーでは二種免許の取得サポートもあり、わからないことを聞ける環境が整っています。
Q. タクシードライバーに向いているのはどんな人ですか?
A. 同僚やお客様にちょっとした声かけや雑談ができる、社交性のある人です。職場に馴染むのが早く、悩みも早く解消でき、成長も早い傾向があります。また「ちゃんとやる」という意志がある人。
年齢・学歴・経歴は関係ありません。タクシーは実力主義で、1年目でも売上次第で収入が上がります。
Q. 30代・40代からの転職でも遅くないですか?
遅くありません。藤倉さんがタクシーに転職したのも30代でした。体力的に長く続けられる仕事を探してトラックドライバーから転身し、結果として20年以上のキャリアになりました。年齢よりも「続ける意志」の方がずっと重要です。





